オニツカタイガーとは?
「鬼塚株式会社」のブランドとして生まれた
オニツカタイガーは、1949年に鬼塚喜八郎氏が神戸で創業した「鬼塚株式会社」のブランドとして生まれています。
ちなみに創業時点では「オニツカタイガー」というブランド名ではなく、第一号のバスケットボールシューズとして「タイガー」が生まれたのち、1965年にブランド名として「オニツカタイガー」が生まれたようです。
The History of Onitsuka Tiger| Onitsuka Tiger
- 1965年にはブランド名を「オニツカタイガー」とし、その後もさまざまな競技の現場に足繁く通っては選手の声を吸い上げ、研究を積み重ねて革新的なシューズを生み出し続けた鬼塚。そのシューズを履いた選手が国際的なスポーツ大会でメダルを獲得するようになると、オニツカタイガーの名は世界に知れ渡った。
一旦消滅していた!
1977年に「鬼塚株式会社」は「株式会社ジィティオ」、「ジェレンク株式会社」と合併し
「株式会社アシックス」となりますが、このタイミングでブランド統合のため、「オニツカタイガー」は一旦消滅しています。
2002年のレトロスニーカーブームで復活
1990年代のハイテクスニーカーブームの終息、若者のトレンド、ファンからの声これらによって
復刻したようです。
ファッションのトレンドは繰り返すといったことを耳にしますが、当時もそのようなことが起こっていたんですね!
1990年代のハイテクスニーカーブームが終息し、トレンドに敏感な若者たちは、懐古的なスニーカーに目を向けはじめていた。そんな時代の空気を読み取り、またファンからの復活を望む声も後押しし、「オニツカタイガー」は復活を遂げる。
The History of Onitsuka Tiger| Onitsuka Tiger
現在では世界各地に「オニツカタイガー」直営が展開!
公式ページではマップ形式でしたので、表にまとめてみました。
世界各地、特にアジア圏に多く展開されているようですね。
国名 | 店舗数 |
---|---|
中国 | 69 |
日本 | 46 |
韓国 | 28 |
フィリピン | 15 |
タイ | 13 |
インド | 10 |
インドネシア | 10 |
マレーシア | 7 |
シンガポール | 7 |
オーストラリア | 2 |
ドイツ | 1 |
イギリス | 1 |
フランス | 1 |
イタリア | 1 |
店舗画像(東京:表参道、イギリス:ロンドン)
基本は黒基調でモダンなデザインの店舗が多い印象です。
イギリスのロンドンにある店舗は建物を生かした、まさに「英国のお店」という雰囲気です。
一度は訪れてみたいものですね。
- 東京:表参道
- イギリス:ロンドン
各ブランドの特徴
株式会社アシックスのブランドとして存在する「アシックス」と「オニツカタイガー」の2つのブランドの違いを比べてみましょう。
アシックス
- スポーツ向け(ランニング、バスケ、バレーなど)。
- 機能性・耐久性重視。
管理人は陸上競技をやっていたので、中学・高校時代にとてもお世話になったブランドです。
はっきりとした「アシックスストライプ」で、シャープ・スポーティな印象を受けます。

オニツカタイガー
- ファッション向け
- レトロなデザイン
主観ですが、アシックスストライプを生かしつつ、アレンジされていて、カジュアルな服に合わせた際に馴染みやすいデザインという印象を受けます。

オニツカタイガーが最近好調!?
オニツカタイガーが、インバウンド(訪日外国人)の方々に、人気であることにより業績が伸びているとのこと。
オニツカタイガー復刻時もそうですが、「時代の流れに柔軟に対応している」印象を強く受けます。
決算:アシックス、25年12月期36%増益 「オニツカタイガー」好調で上振れ – 日本経済新聞
※記事を作っていて、「個人」としても時代の流れに置いて行かれないような、工夫や努力が必要だとしみじみ感じました。
以上が本記事の内容となります、最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント